1.雨の日のささやき

作词:浜田省吾
作曲:浜田省吾

通りには 六月の雨
心もぬかるみの中
黄昏の舖道狭しと
踊るよ“雨に呗えば”

君が欲しい 今すぐおくれ
──いつまた どこで会えるかも わからない
お愿い 应えて この仆 君の
寂しさ 愈してみせるよ

“疲れた”と つぶやいてみた
まんざら嘘でもないし
“好きだよ”と ささやいてみた
なんだか 照れくさいまま

君が欲しい 今すぐおくれ
──いつまた どこで会えるかも わからない
お愿い 应えて この仆 君の
寂しさ 愈してみせるよ


2.恋に气づいて

作词:浜田省吾
作曲:浜田省吾

走り出すバスの窗 追いかけ叩いて
大声で叫んだ 仆のテレフォン・ナンバー
何故 仆等 寂しさを
うちあけられずに别れた?

“ひとりで饮んでもつまんないわ”と
グラス片手に 仆に寄り添う
どうせ游びの恋と 心闭していたまま
朝烧けの停车场で 别れたよ

でも振り向いた あの娘は
悲しげに何か 言いたそうで

走り出すバスの窗 追いかけ叩いて
大声で叫んだ 仆のテレフォン・ナンバー
何故 仆等 寂しさを
うちあけられずに别れた?

“あなた 私と きっと气が合うはずよ
横颜の感じでわかるの”
ホテルの窗ごしに ひろがる蔀会を见おろし
タバコに火をつけ そっと 渡してくれた

でも バスを待つ あの娘は
まるで 小さな女の子みたいで

走り出すバスの窗 追いかけ叩いて
大声で叫んだ 仆のテレフォン・ナンバー
何故 仆等 寂しさを
うちあけられずに别れた?


3.君に会うまでは

作词:浜田省吾
作曲:浜田省吾

腕组み步くよ 夜の町 二人
踊り疲れて 少しだけ お酒も饮んで
最终电车に 迟れないように
いつもは もう驿への道を步いている顷なのに

今夜は そっと时计を君はバッグにしまい
仆も气付かない振りで どこまでも 步くよ

古い桥の上から 电车が行くのを见ている
少し 震える君の肩先“仆のセーターかけなよ”

君に恋して气付いた 仆はまだ子供だと
それとも 初めて自分を 见つけたのかな

またひとつ町の灯り 消えてゆくよ
爱したことなど 一度も无かった
こうして君に会うまでは


4.爱のかけひき

作词:浜田省吾
作曲:浜田省吾

爱のかけひきなら もうドアを叩かせない
君は何を仆に求めたの? 心の他に
ベッドには 泪の迹 疲れ果てた 爱しい横颜
あゝ でも二度と この部屋には 归れない

いつも 君を见てた キャンパスの芝生の上で
あの日 话しかけた 黄昏の驿への道で
窗をうつ激しい雨 白いホテル せつない胸
あゝ 爱してた 仆のすべて赌けて

この都会で 独り仆は 生きてきたよ“寂しかぁないさ”
あゝ 许して 心欠けた仆を


5.君の微笑

作词:浜田省吾
作曲:浜田省吾

雨の日の昼下り 仆等は めぐり逢い
二度目のデートの夜 恋に落ちたよ
やがて二人 暮し始め まるで映画で观たよな
“おかえり”と“おやすみ”のくちづけの日々
でも 君 この顷 ふっと默り迂む
まるで梦から醒めたように

お愿い 今は何も言わずに信じて
やさしく微笑む 君の眼差し
それだけ 见ていたい 仆さ

仆の仕事 ささやかな梦だけに 支えられて
何ひとつ 约束も 出来ないままで
肩を寄せて 归り道 暗い横颜 见てると
どうしていいのか わからなくなる
“ねぇ しばらく 别れて 暮そうか?
それとも……あゝ このままじゃ”

お愿い 今は何も言わずに信じて
やさしく微笑む 君の眼差し
それだけ 见ていたい 仆さ


6.ラブ・トレイン

作词:松本隆
作曲:浜田省吾

故乡を出て 五つ目の驿
君は小さく ホッと一息
笼を逃げた 小鸟のような
アーア 笑颜の色 いじらしいね

“ネェ 君 流れる景色のように
二人の爱を缀っていこう
幸せ半分 あと 悲しみ半分 それでもいいね”

ラブ・トレイン ラブ・トレイン
夜を曳いて走れよ
仆から 君へと 爱の线路は引いた

君はとびさる 想い出に泣く
仆は行く手の 闇を见つめる
夜汽车の窗 镜のように
膝ふれあう恋 映している

“ネェ 君 仆达 行くあてもない
暮す部屋さえ 决めてないんだ
青空半分 あと 雨云半分 それでもいいね”

ラブ・トレイン ラブ・トレイン
夜を曳いて走れよ
君から 仆へと 爱の桥を渡れよ


7.ラスト・ダンス

作词:SHOGO HAMADA
作曲:SHOGO HAMADA

キャンドル摇れる 横颜
グラスに落とす かすかな ため息
二人で 靴が すりへる程
步いた この都会 今夜は寂しそう

もう一度 踊っておくれ このままで
もう一度 口づけおくれ このままで

“もう一度 やり直せたら……”
马鹿だぜ そんな话は もう止めよう
仆が 仆である限り
何度 やっても 同じことの缲り返し

もう一度 踊っておくれ このままで
もう一度 口づけおくれ このままで

ライトに浮かぶ ふたつの影
悲しげな眼差し 苦しげな あえぎ声
言叶は もう何も 伝えない
寒い程の 寂しさも むなしさも

もう一度 踊っておくれ このままで
もう一度 口づけおくれ このままで


8.五月の风に

作词:伊藤アキラ
作曲:浜田省吾

五月の风に 吹かれている君
谁より可爱い 少女に见える
ゆうべの雨も きれいに上って
悲しみまでも 洗い流した

气まずい思いで 昨日は别れて
明日会おうと约束はした
君は来ないだろうと 思っていたんだよ
再び 会えないと

二人の爱は そっとふりむき
五月の风に 新しく光る

ゆうべは一晚 眠れなかった
想い出ばかり 浮かんで消えた
君は 来ててくれたね
五月の风の中で やさしく微笑んで

二人の爱は きっとこれから
近づく夏を 越えてゆくだろう


9.悲しみ深すぎて

作词:浜田省吾
作曲:浜田省吾

爱する人の腕の中で
真夜中 その寝颜を见ながらも
寂しさ 感じることってないかい?

たしかに信じてきた道を
迷わずに 步いているつもりなのに
むなしさ 感じることってないかい?

まわりを见わたせば
知らず知らず 悲观的になっちまう
何故だろう?

时には 真夏の岚のように
いらだち 胸にこにあげてくる
でもどうしていいのか わからない仆さ

まるで张りはりめていた细い糸が
切れたような 气分さ
何故だろう?

仆には もうよくわからないよ
深すぎて 悲しみ深すぎて
踊るよ ただ 踊り续けるだけさ


10.行かないで

作词:浜田省吾
作曲:浜田省吾

明け方の舖道に膝を抱えて座り
失した君の面影たどって ノートに描く
四年の月日で 二人が见つけたものは
别れの他に 答えを出せない 途切れた心

行かないで 行かないで
もう一度 この手に

でも 君 忘れないで 仆达 出来るかぎり
素直に生きてきたこと ああ いつまでも
别れは仕方ないけど この爱 信じ续けて
さよなら爱した人よ

君のスーツ・ケースを抱えてホームで仆は
眩しい程の仕草の すべてを 心に刻んだ
ひるがえる发と 泪こらえた横颜
明日になれば また笑颜で君 会えそうな气がした